長野県 |
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この日の5か所目は、長野県の最北部 道の駅信越さかえ へやってきました。 千曲川の道の駅から25km、30分かかりました。 長野県と新潟県の県境、千曲川にかかる橋のたもとに道の駅はあります。 そして千曲川は、この地点から新潟県に入り、“信濃川” と名前を変えるのです。 “栄村” は長野県最北部、奥信越に位置し、かつて積雪量が 「7m85cm」 という日本記録を残したこともある豪雪地帯です。 村の南部には、“苗場山” と “鳥甲山” という二つの山があります。 “苗場山”(標高2145m) は日本100名山のひとつで、山頂に600haもの広大な湿地帯が広がるのが特徴です。 “鳥甲山”(標高2037m) は日本200名山の一つに数えられ、その岩壁は荒々しく、第二の谷川岳ともいわれているそうです。 (パンフレットより) この二つの山に挟まれた細長い山峡が “秋山郷” で、“秘境の里” と呼ばれます。 ここには、先人の知恵と技が代々受け継がれ、豪雪地ならではの伝統工芸品や、郷土食が残されています。 道の駅の建物は、北信州の古い民家をイメージした造りです。 道の駅はごくシンプルで、主な建物としてはこの物産館と、隣のトイレだけです。 この物産館は、“またたび” という名前です。 その昔、弘法大師がこの地の山中で疲れて動けなくなった時、ふと目にとまった木の実を口にしたところ、たちまち疲れが取れ、“また旅” を続けることができたそうです。 そこでこの木の実を “またたび(木天蓼)” と名付けました。 この道の駅も、この物産館でゆっくりくつろいで、「また楽しい旅を続けていただきたい」 という願いから、“またたび” という名前にしたのだそうです。 この道の駅、シンプルであんまり特徴も無かったのですが、県境を越える時にちょっと立ち寄って一息つくのに最適です。 実際これからゆく新潟の道の駅を訪問して帰り道、再び立ち寄って一休みしました。 |
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