三重県 |
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2日目の最後の目的地は 道の駅関宿 です。 ここは無理に今日でなくとも良かったのですが、少しでも明日の負担を軽くするためにルートに加えたものです。 四日市ICに戻り、高速を亀山ICまで走ります。 下りは正常に流れているのですが、逆方向の上りは事故があったようで延々と車列が続いています。 四日市ICと亀山ICを往復するわけですから、帰りが思いやられます。 出発して30分強で到着しました。 ここは18時までなので20分ほどの余裕があります。 道の駅は国道1号沿いにあります。 “亀山市関町” はかつて古代三関のひとつである “鈴鹿関” が置かれた場所です。 関所というのは交通の要所に置かれた徴税や検問の為の施設で、古くは飛鳥時代に作られたといわれています。 “古代三関” というのは、飛鳥時代から平安時代にかけ、畿内を防御するために設置された東海道の “鈴鹿関”、東山道の “不破関”、北陸道の “愛発関” の3つをいいます。 その後各地に作られた関所は、織田信長、豊臣秀吉の時代には徹底して廃止されたのですが、江戸時代になり 「入り鉄砲に出おんな」 など軍事・警察の必要性から再び復活したのです。 そして江戸時代、この関宿は東海道53次の江戸から数えて47番目の宿場町として、参勤交代や伊勢参りの人たちで賑わいました。 旧東海道の宿場町の大半が当時の面影をとどめない中、この関宿は唯一歴史的な街並みが残ることから、昭和59年に“国の重要伝統的建造物群保存地区” に選定されました。 上の地図、ちょっと分かりづらいと思いますが、道の駅のすぐ近くにその街並みがあります。 関宿の範囲は東西1.8km、25haの広さで、江戸から明治にかけて建てられた町屋が200軒あまり残されています。 この道の駅にレンタサイクルがありますから、道の駅を拠点に散策することができます。 あたりが少し暗くなり始めていますね。 建物は関宿をイメージしてでしょうか、江戸時代の町屋風の木造純和風造りです。 中に入ってみましょう。 関宿らしく、マットもしゃれています。 そろそろ閉店の準備をされているので、あまり見て回ることもできずお店を離れました。 2日目最後の道の駅をあとにしたのが18時少し前、案の定亀山ICから四日市ICの帰りは事故処理が終わっておらず大渋滞! この日は最後まで渋滞に悩まされる一日になりました。 予定では30分で届くはずが1時間15分かかって四日市市内のホテルに到着しました。 今夜の宿は、ANAのパックで予約した “四日市都ホテル” です。 チェックインの時、「今日は少し広めのお部屋をご用意していますので・・・」 といわれました。 部屋に案内されてびっくり! 昨日の浜名湖ロイヤルホテルもその広さに感心したのに、更に広くて私たちがいつも泊るビジネスホテルの2倍はあります。 そして、普通のバス・トイレの他にもう一つ独立した化粧室があるのにも驚かされました。 追加料金もなく、得した気分でした。 近くの居酒屋で2日目の無事の終了を祝いました。 |
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