本日の3カ所目になる
道の駅藤川宿 にやってきました。


もっくる新城の道の駅から再び一般道を東名高速の豊川ICまで戻り、一つ目の音羽蒲郡ICで下りて国道1号を走ります。
一般道が大半なので55分ほどかかりました。


“藤川宿” という名前の通り、ここは東海道五十三次の品川から数えて37番目の宿場町です。
400年前の昔から、江戸と京のあいだを行き交う旅人達で栄えた藤川宿には、90本のクロマツが聳え立つ “藤川の松並木” や、陣屋跡を始めとする数々の史跡、風情ある街並みなどが残されています。
それら歴史の街を散策するウォーキングコースが整備されていました。

道の駅は国道1号に面していますが、それに並行して “名鉄名古屋本線” が走っており、その “藤川駅” もそばにあります。
この写真の後方が線路で、列車が停まっているのが見えると思います。
道の駅のすぐ裏手のこの広場に、石像が見えますね!
アップしてみましょう。

ここ “愛知県岡崎市” は、徳川家康公の生誕地です。
徳川家康はこの地の “岡崎城” で生まれました。
岡崎城跡である現在の “岡崎公園” には、家康の産湯を汲んだ井戸など、家康にまつわる史跡が残っています。
そして戦国の世に活躍した三河武士の発祥の地も、ここ岡崎ということになります。

(パンフレットより配置図借用)

道の駅は24時間営業のコンビニと、岡崎コーナー、軽食コーナー、産直コーナーなどからなっています。
前回のもっくる新城もそうでしたが、最近はコンビニ併設の道の駅が増えている様に思います。
道の駅は24時間トイレや休憩所が使えるというのが一つの条件ですから、年中無休、24時間営業のコンビニは道の駅と相性が良いのかもしれません。


玄関付近には、このようなお店が多いのも最近の道の駅に共通しています。



店内に入ってまず目についたのが、この “きらり岡崎コーナー” です。
藤川宿のキャッチフレーズが “家康公のふるさと『岡崎』のすべてが分かる道の駅” なのですが、そのために作られたのがこのコーナーということでしょう。
岡崎を紹介する観光パネル、岡崎の特産品の展示、そして岡崎のお土産や葵の紋の入った家康グッツなどが並んでいます。
そしてこの案内カウンターには、岡崎のことなら何でもわかるコンシェルジュが常駐されていて、観光スポットや特産品などの案内を行っておられます。

こちらは “産直コーナー” ですが、地元産の新鮮な農産物や加工品が並んでいます。
かつては東海道五十三次を行き交う旅人たちの休憩・宿泊場所でしたが、現代は大動脈である国道1号を走るドライバーや旅行者の憩いの場所として、藤川宿は蘇ったのだと思います。
さて、初日の道の駅巡りはこの3カ所で終わりです。
明日からは再び静岡、そして神奈川、山梨を回りますので、今日の内に戻れるだけ戻っておこうと、宿泊地を “焼津” にしました。
音羽蒲郡のインターから焼津インターまで、高速だけで107kmあります。
この日泊まる “ルートイン焼津インター” まで、1時間40分かかり、18時15分に到着しました。
本日走ったルートはスマホの google map の記録によると次のようになりました。


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