岐阜県 |
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いよいよ残るは2か所、次は 道の駅おばあちゃん市・山岡 へやってきました。 ここは “恵那市山岡町” で、山道をかなり上ってきた “標高400m” の位置にあります。 山岡は “寒天の里” として知られ、細寒天の全国シェアは、なんと80%もあります。 この道の駅は、ご覧の “小里川ダム” のすぐ横に作られています。 そして最大の目玉が、これなのです。 右手に道の駅の建物がありますが、正面に見えるのは、直径24mの巨大水車で、木造水車として日本最大を誇ります。 小里川ダム整備によって水没した地域では、昔から陶土用の砕石製造の動力として、水車が使われてきました。 その水没地域の歴史を象徴する意味で、ここに巨大水車が作られたのです。 この日本一の巨大水車は、見る方向から様々な表情を見せてくれます。 手前に石造りのアーチ橋がありますが、これが “與運橋(ようんばし)” 「通称めがね橋」 といい、市の指定文化財です。 「小里川第三発電所」 で実際に使われていたものを、ダム整備に伴う水没の前にこちらへ移設したものです。 更に裏側から見ると、こんな表情です。 ゆっくりと回転する水車を間近でみると、さすがに迫力があります。 ところで、テレビ東京系(あるいはBSジャパン)の旅番組で、“ローカル路線バス乗り継ぎの旅” というのがあります。 太川陽介 と 蛭子能収 に女性ゲスト(マドンナ)1人を加えた3人が、日本国内にある路線バスだけを乗り継いで、3泊4日の日程内に目的地への到達を目指す珍道中なのですが、私はこれが好きで毎回見ています。 この第12弾 “三重県松阪市~長野県松本市” の旅の中でこの “おばあちゃん市・山岡” の道の駅が登場しました。 今回に限らず、知っている場所、知っている道の駅が時々出てくるので、それも楽しみなのです。 配置図の左上に “吊り橋” がありますが、ダム湖の上に架かっていて対岸にある “ふれあい館” に行くことができます。 ここが、売店・食堂である “おばあちゃん市” の入口です。 “おばあちゃん市” というのは、以前からこの地域で “高齢者の生きがいの場つくり” として始まった、「市(いち)」 の名称です。 地元のおじいちゃん、おばあちゃんが丹精を込めて育てた新鮮な農作物を求めてやって来る、都市部の人たちとの交流の場なのです。 この日は日曜日ということもあるでしょうが、とにかく賑わっていました。 そして私たちが気になっていたのが、入口で見たこの看板です。 “おふくろの味定食” 650円です。 普段は時間が無くてゆっくりお昼を食べることはありませんが、今日は残り1か所であとは空港へ走るだけなので余裕があります。 早速一番奥にある食堂へ行ってみましたが・・・・・ 1時過ぎという時間帯なので、ぎっしりとお客さんが座っていて、順番待ちも並んでいます。 それでも、30分ほど付近をうろうろしてもう一度行ってみると、何とか相席で座ることができました。 勿論頼んだのは “おふくろの味定食” 、これはご飯を、「山菜おこわ」 「ちらし寿司」 「味ご飯」 から選ぶことができ、私は山菜おこわ、嫁はちらし寿司を注文しました。 650円とは思えない充実した内容で満足しました。 さて、お腹も落ち着き、いよいよ次は最後の目的地です。 |
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