新潟県
地域 北陸
都道府県 新潟県 15_12
道の駅名称  越後出雲崎天領の里
  (えちごいずもざきてんりょうのさと)
住所  新潟県三島郡出雲崎町大字尼瀬6-57
■初めての訪問日  2011-09-22  2回目:2018-12-22
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■関連リンク先

次は距離にして10km、わずか14分で
道の駅越後出雲崎天領の里 へやってきました。









海沿いにあるこの天領の里、ここも敷地面積2万1千平方メートルという広大な施設です。





全体の配置がこのようになっていますが、まず周りから見て行きましょう。
右端の第1駐車場に車を停め、ぐるっと回ってみます。








案内板のすぐ横にあったのが、錨のモニュメントと愛の鍵箱です。

あとで紹介する “観光ブリッジ夕凪の橋(別名:愛の橋)” には、恋人たちが愛を誓った “鍵” を取り付けます。
その鍵がそのままでは錆びてしますので、1年に一度回収してこの箱に納められるのです。








建物の裏手に回ると、海に突き出した長い橋があります。
これが “観光ブリッジ 「夕凪の橋」” で、全長102mの海上木橋です。

ロマンチックなデートスポットということですね。
そして、夕凪の橋のたもとに広がるのが “日本海夕日公園” です。











ここに座る子供の像は、若き日の 「良寛」 なのだそうです。
良寛はここ出雲崎の名主橘屋山本家に生まれており、ここが生誕地なのです。




さらにその先に行くと ・・・・・。





これは “汐風米” といって、日本海の汐風で乾燥させ、自然の恵みにあふれるこだわりのお米を作るのだそうです。
でも、この日は降り続く雨に打たれていました。





ここは、“ジェロ” のデビュー曲となった演歌 “海雪” の舞台です。
ジェロさんは、ここ出雲崎の観光大使でもあるのです。

そしてこの汐風米の中に、こんな人もいました。





こちらは良寛ではなく、“句を詠む芭蕉” の像です。
出雲崎は港町、宿場町として多くの文化人も往来しており、芭蕉もその一人だったのです。




さて、建物の方に戻ってみましょう。




この自販機の入った建物が味がありますね。
建物の全体はこのようになっています。





左の二つの屋根は、“天領出雲崎時代館” です。





“天領” というのは幕府の直轄地のことですが、ここ出雲崎は “佐渡金山” の金銀を船で運びこむ港であったため代官所が置かれ、幕府の財政を支える重要な地だったのです。

この時代館にはその頃の栄華を再現した町並みが築かれています。





そして一番右端にあるのが、“出雲崎町観光物産センター” で、1階は物産館、2階がレストラン 「陣や」 になっています。








なかなか大きな売り場で、たくさんの海産物などが売られていました。
この雨の中とはいえ、観光バスで来たらしいお年寄りたちで賑わっていました。






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新潟&北関東の旅:良寛さん生誕地!“越後出雲崎天領の里”
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再訪問:2018-10-22

再び新潟県に戻り、2か所の道の駅に立ち寄りましたが

道の駅越後出雲崎天領の里 が、その1か所目です。

 

 

 

 

 

 

豊田飯山ICから高速に乗り、上信越自動車道、北陸自動車道を辿って西山ICで下ります。

この間、高速道路だけで1時間15分、全部で1時間35分かかりました。

 

 

 

 

“新潟県三島郡出雲崎町” にあるこの道の駅、前回は2011年9月に訪れました。

その時は雨模様だったので、晴れた日にもう一度見たいと思って立ち寄ったものです。

 

“天領の里” というのは、ここがかつて江戸幕府の直轄地だったためです。

ここは “佐渡金山” からの金銀の荷揚げ港であり、幕府の財政を支える重要地だったのです。

 

 

 

 

 

これが道の駅のメインの建物ですが、1階が物産館で、2階は “陣や” というレストランです。

建物の内部は後ほど紹介するとして、私が楽しみにしていたのは裏手の海岸です。

 

 

 

 

 

2つの案内図を並べましたが、ここは日本海に面しており、隣りにイベント広場があります。

その広場から、海に向かって “観光ブリッジ 夕凪の橋” があるのです。

 

 

 

 

 

 

私が見たかったのは、晴れた日のこの景色です。

そして前回できなかった “夕凪の橋” を先端まで歩きたかったのです。

 

 

 

 

 

この木橋は日本海にまっすぐ伸びていて、全長が102mあります。

この周辺を “日本海夕日公園” と言いますから、特に夕暮れだと美しいだろうと思います。

 

 

 

 

 

 

橋の先端部分には、ご覧のようにいくつもの “鍵” が掛かっています。

恋人たちが互いの愛を誓って結んだのだと思います。

 

この鍵はそのままだと錆びるので、1年に1回、別の場所に移されます。

それが、次の写真です。

 

 

 

 

これは “愛の鍵箱”といい、 二人の愛が永遠に育むことを願って毎年ここに移され大事に保管されます。

さて、再びイベント広場に戻ると、こんなものがあります。

 

 

 

 

 

この子供の像ですが、裏側に 「子供の頃の良寛さん」 と書いてあります。

 

アニメなどでも知られる “良寛さん” は、ここ出雲崎の橘屋山本家という名主の家に生まれました。

父の跡継ぎとして名主見習いを始めたのですが、人々の争い、罪人の処罰などに疑問を持ち、18歳の時に突然出家して修行を始めます。

 

そして数々の逸話が残る、誰からも愛され尊敬される名僧になられたのです。

 

 

 

 

こちらの像は奥の細道で知られる、“松尾芭蕉” です。

ここ出雲崎では、『荒海や佐渡によこたふ天河』 という有名な句を詠んでいます。

 

さて、建物の方に戻りましょう。

 

 

 

 

これは “天領出雲崎時代館”  “出雲崎石油記念館” の入口です。

ここは有料なので入りませんでしたが・・・・(;^_^A

 

 

 

 

時代館には天領地として栄華を誇った時代が再現してあり、千両箱を持ち上げて重さを当てるコーナーもあるそうです。

石油記念館というのは、出雲崎が “石油産業発祥の地” だからです。

日本において石油掘削の機械方式を最初に用いて成功したのが、ここ出雲崎だそうです。

 

 

 

 

 

 

物産館は、いろんな土産物や日本海の海産物が揃った、センスの良い店舗でした。

では、もう一カ所の私の好きな道の駅へ向かうことにします。

 

 

 


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