青森県
地域 東北
都道府県 青森県
道の駅名称  たいらだて
  (たいらだて)
住所  青森県東津軽郡外ヶ浜町字平舘太郎右エ門沢1-3
電話番号  0174-31-2211
No.  青森26
MAPコード  
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■初めての訪問日 2010-5-27
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■関連リンク先 道の駅たいらだて


再び津軽半島の海岸線に戻り、2日目の最後となる
道の駅たいらだて に向かいました。






国道280号線を南下し、道の駅の看板の付近まで来ると、最初に見えたのは比較的新しい大きな建物です。
でも、その広い駐車場には1台の車も無く、どうも電気が消えているみたいです。
この時点で16時40分、まだ閉まる時間ではありません。


変だな、と思っているとそのすぐ先、海岸線に通じる道路を挟んだ反対側にもう一つ大きな建物が見えました。





ここには、“Oh!だいばオートビレッジ” の看板があります。
あっ!こっちだったんだ! と気がついて、クルマを停めました。




でもここも、この広い駐車場に私の乗ってきたレンタカーを含めて3台しか停まっていません。
まもなく1台が出て行ったので、残ったのは私ともう1台だけ ・・・・!





駐車場の端にあった案内板を見てみると、ここは大きなキャンプ場だったようです。
先ほど駐車した建物の裏側に回ってみると、そこにはコテージが並んでいます。





6〜10人は泊まれるというこの結構立派なコテージが10棟あり、その更に奥には、20区画のオートキャンプ場が整備されています。

そして松林のすぐ先には “平舘(たいらだて)海水浴場” が広がっています。

更に背後には、“丸屋形岳” “袴腰岳” といった山があって、ここは海水浴や登山を楽しむためのレジャー基地となっているようです。

この全体を “Oh!だいば(おだいば)オートビレッジ” と称されています。






先ほどの建物にも “おだいばオートビレッジ センターハウス” と書いてありました。

中に入ると、すぐ入口の所にスタンプが置いてあって、無事に今日最後のスタンプをゲット!




それにしても、ここのスタンプ、丸太にそのままスタンプを彫った珍しいものです。

東北を回り始めて気付いたのは、東北の道の駅スタンプは全部デザインがばらばらなことです。
丸や四角があり、デザインも大きさも違うし、材質もシャチハタあり、ふつうのスタンプあり、そしてこんな丸太型も!(笑)

たとえば近畿等はすべてデザインが統一され、真ん中のイラストと道の駅の名前だけが違うのですが、どちらが良いのかは一概には言えませんね。





中は物産館になっており、その奥にキャンプ場の受付窓口があります。
受付には人影がありますが、お客はひとりもいません。


一旦外に出たのですが、この先青森市内の宿泊地まで1時間近くかかるので、トイレに行っておくことにしました。
建物の中にトイレがあったことを思い出し、再び戻って奥にあるトイレに入りました。


そしてトイレを済ませて出て来ると ・・・・・・・・

先ほど事務所の中にいた職員らしきおばさんが、玄関に鍵をかけて帰ろうとしてるではありませんか・・・・!


すんでのところで私に気がついたおばさんが、「トイレだったのですね!17時になったので帰るところでした」 といって戻ってきてくれました。

私があと1分出るのが遅かったら、ここに2人閉じ込められて一体どんな運命 を辿ったことでしょう!



嫁がでてくるのを待つあいだ、このおばさんに先ほどから気になっていたことを尋ねてみました。
あそこに見える大きな建物は何なのですか?

最初に見えた電気の消えたこの建物のことです




「あれは “道の駅” ですよ!」

おばさんはあっさりと答えました。

えええっっ!じ、じゃあ、ここは何なの?((((((ノ゚听)ノ


「あそこは “地域活性化施設” っていって、そば打ち体験などができる道の駅ができたんだけど、土日しか開かないので、スタンプだけここで預かっているんですよ!」


スタンプを預かっているだけ ・・・・・ にも驚いたけど、土日しか開かない道の駅があるとは ・・・!( ̄□ ̄;)



そしておばさんは、駐車場にあったもう一台の車に乗って帰って行きました。

最後に残った私たちは、早速その 「土日しか開かない道の駅」 を見に行きました。




建物は新しくて立派なのですが、外にゴミが散乱しており、カラスがつついていました。
そして窓にはこんな張り紙が ・・・・ 。





やっぱり土日だけの営業のようです。




ここ外ヶ浜町のホームページを確認すると、なるほど確かにこちらが本物の “道の駅” だったようです。


実際は施設全体として考えるのが正しいでしょうが、それにしても土日しか開かない道の駅が存在するとは、今回最大の発見でした。



 


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