兵庫県 |
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島から鳴門海峡を渡って淡路島に入り 道の駅福良(ふくら) にやってきました。 (いつもの標識が見当たらなかったのでこれで代用!) 道の駅ひなの里かつうらから再び徳島市内を通り抜け、徳島ICで高速に乗ります。 一旦北上して鳴門ジャンクションから淡路島方面に進路をとります。 大鳴門橋で鳴門海峡を渡り、“淡路島南IC” を下りると、そこから道の駅福良までは約8km、12〜3分の距離です。 駐車場に車を停めると、最初はどこが道の駅かよくわかりませんでした。 ここは “うずしお” で有名な鳴門海峡からちょっとだけ入り込んだ福良湾の奥にある “福良港” にあり、周辺のいくつかの施設の集合体で道の駅を構成しています。 (道の駅パンフレットより借用) この案内図でお分かりでしょうか? 道の駅のメインは “うずしおドーム なないろ館” ですが、それぞれの施設を順番に紹介してゆくことにしましょう。 まず何と言っても必見は、“うずしおクルーズ乗船桟橋” です。 あとで紹介するうずしおドームなないろ館が、その乗船チケットの販売所や待合室を兼ねています。 ここには2隻のクルーズ船がありますが、まず向かって左側のこの船は “咸臨丸(かんりんまる)” です。 “咸臨丸” は、1856年にオランダで建造され、1860年に勝海舟によって日本人として初めて太平洋を横断してアメリカに渡った蒸気船ですが、これを復元したものです。 (パンフレットより借用) 全長が49.4m、三層甲板3本マストの帆船で定員は500名です。 そして向かって右手に停泊していたこちらが、“日本丸(にっぽんまる)” です。 “日本丸” は、日本を代表する練習用帆船であり、これはそのレプリカ船です。 (パンフレットより借用) こちらは全長53.98m、三層甲板4本マストの帆船です。 定員は咸臨丸を上回る700名になります。 この2隻が “うずしおクルーズ” として1日に最大12便、就航しています。 ちなみに鳴門海峡の渦潮は、春と秋の大潮の時には直径90mもの大渦が出現し、これは世界最大です。 またイタリアの “メッシーナ海峡” カナダの “セイモアナロー” と並んで世界三大潮流のひとつに数えられています。 ただ渦潮は常時見れる訳ではなく、基本的に潮の流れの強い大潮の時間帯だけになります。 さて、次に紹介するのは “淡路人形座” です。 この斬新な形の人形座は、2012年7月に遠藤秀平氏によって設計されたもので、淡路島特有のいぶし瓦や兵庫県産の木材や竹が使われています。 淡路島の伝統芸能である “淡路人形浄瑠璃” は500年の伝統があり、全国にその芸能を伝え、その人気はかつて歌舞伎と競った時代もありました。 “国指定重要無形民俗文化財” に指定され、ここ福良での通常公演のほか、国の内外でも出張公演を行っています。 (パンフレットより借用) さて次は、“福良マルシェ” です。 ここは新鮮野菜や海産物の産直市場です。 カフェスペースでは、淡路の美味しい食事ができます。 この写真は道の駅内にある公園スペースですが、遠くに咸臨丸の帆が見えますね。 そして次に紹介するのは “足湯うずのゆ” です。 これは100%天然温泉で、無料で入れます。 これがその足湯でかなり大きな施設だったのですが、何故か周りにロープが張ってあって入れない・・・ と思ったら ・・・ たまたまこの日はメンテナンスで休業でした!(TωT) さて、もう一つ紹介するのがこの施設です。 これは、“福良港津波防災ステーション” です。 ここ福良の町は “福良湾” に面していますが、山を削るように海が入り込んだ特殊な地形をしています。 更に、鳴門海峡はその幅がわずか1.3kmしかないため、太平洋側から津波が来た時、海水は瀬戸内海側に抜けず、福良湾に押し寄せるのです。 ですから古来より、幾度も津波の被害を受けてきた地域です。 この津波防災ステーションは、普段はこの津波に関する情報や防災資料が展示されており、非常時には住民が避難できる施設なのです。 最後は、“うずしおドーム なないろ館” です。 これが道の駅のメイン施設であり、登録証や道の駅スタンプもここにあります。 ここはご覧のような4階構造になっていて、1階はクルーズのチケット売り場と待合室、それにいくつかの土産店があります。 2階はレストランコーナーです。 淡路島の特産といえば玉ねぎですね。 私たちはここで、“サラダ玉ねぎ” なるものを買いました。 1個で確か200円以上はしたのですが、生でスライスして食べたら初めて味わう食感でした。 |
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