京都府
地域 近畿
都道府県 京都府
道の駅名称  丹後あじわいの郷
  (たんごあじわいのさと)
住所  京都府京丹後市弥栄町鳥取123番地
電話番号  0772-65-4193
No.  京都11
MAPコード  
■初めての訪問日 2010-10-16
2回目:2018-03-24
■地図リンク 地図を表示します

初日の行程は残り3か所になりましたが、ここからは “丹後半島” を回ることになります。

その最初が
道の駅丹後あじわいの郷 です。




丹後半島をもう少し拡大するとこのようになります。





丹後半島をぐるっと回って、今夜の宿泊は天橋立のすぐ近くです。


丹後あじわいの郷への到着が15時35分、最後の 「舟屋の里伊根」 は17時までなので、あんまりゆっくりはできません。







ここの駐車場の収容台数は乗用車1500台ですからかなりの広さです。

ただ正門近くまで車で行ってみると障害者用スペースが5〜6台分あり、全部空いていたので停めちゃいました。(;^_^A







ここは何かでっかい施設のようで、正面に大きなゲートがあります。







ゲートの手前右手には2つの建物があり、左が “道の駅休憩所” 右は農産物販売所の “愛菜館” と表示されています。



実はここは、京都府農業公園「丹後あじわいの郷」 というレジャー施設があって、それに道の駅が併設されているのです。





正面に見えた大きなゲートがこの “あじわいの郷” の正面入り口で、ここから先は有料です。





大人の入場料が 「500円」 です。
時間の余裕もないことだし、覗き込んだだけで、中には入りませんでした。





覗き込んだ有料ゾーンの入口付近がこれですが、よくわかりませんね。

ガイドマップによると有料ゾーンはこのようになっています。





この農業公園はヨーロッパの農村風景をイメージした体験型リゾート公園になっていて、そのテーマは、“はな”  “ふれあい”  “あじわい” の3つです。

ですから、季節ごとに美しい花々が咲き乱れ、動物たちとのふれあいができます。
そしてグルメについては、ソーセージ工房や地ビール工場も備えています。


敷地内に “ゆーらぴあホテル” という宿泊施設もありますから、総合的なテーマパークということになります。




さて、肝心のスタンプ台を探していると、正面ゲートの横にある狭いスペースに置いてありました。





この箱の中に、スタンプとスタンプ台が収められていました。

スタンプがなくなったり壊されたりするのを防ぐ為でしょうか?
いろんな工夫をしているものですね!(笑)



そしてリーフレットの中にこれを発見!





今まで回った道の駅の中にも何カ所かありました。

「恋人の聖地」 というのは、全国の観光地域の中から “プロポーズにふさわしいロマンティックなスポット” 「恋人の聖地」として選定されるもので、その数は既に全国で100カ所を超えています。


この “丹後あじわいの郷” では 「恋人の聖地 のプレート」  「幸せの鐘」 が誕生し、ここを舞台にオリジナルウエディングができるようになっています。

この “恋人の聖地プロジェクト” は桂由美、假屋崎省吾、早見優といった人たちが中心に推進されていますが、毎年 “プロポーズの言葉コンテスト” なども行われていて、なかなかロマンチックな運動だなと思います。






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 近畿&山陰の旅:西日本最大級!“丹後王国「食のみやこ」”【前編】
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再訪問日:2018-03-24

次は、私が今回特に楽しみにしていた道の駅のひとつである

道の駅丹後王国「食のみやこ」 にやってきました。

 

今回、写真が多いので、前編、後編の2回にわけてレポート致します。

 

 

 

 

 

ここは丹後半島の付け根付近にあり、住所は “京都府京丹後市” です。

 

道の駅あさごからは1時間35分程かかり、途中で 「但馬のまほろば」「農匠の郷やくの」 などの道の駅のすぐそばを通りましたが、時間が無いのでスルーしました。

 

 

 

 

 

ここには普通車だけでも520台分の駐車場があるのですが、この日は土曜日ということもあって、その広い駐車場の大半が車で埋まっていました。

 

ここは甲子園の8個分の広さの敷地があり、西日本最大級の道の駅といわれます。

ホテルや店舗、数多くの遊具施設や広場があり、“食のみやこ” という名前のとおり、10か所の飲食施設をそなえる、巨大なテーマパークになっています。

 

駐車場からこの階段を上ると正面玄関があります。

 

 

 

 

 

私が以前この道の駅に来たのは、2010年10月16日です。

その当時、この道の駅は、“丹後あじわいの郷” という名前でした。

 

元々ここは、“京都府農業公園「丹後あじわいの郷」” という名前で、京都府が中心になって開業したレジャー施設なのですが、集客に苦労し、その打開策として2003年に道の駅になったのです。

 

私が以前来た当時は、この写真の正面にあるゲートから先は、500円の有料でした。

それが今回、リニューアルされて道の駅の名前も変わり、入場無料になっていました。

 

 

 

 

正面ゲートのすぐ右手前にこの2つの建物があります。

“愛菜館” は農産物直売所であり、その向こう側の建物が、“道の駅・観光案内所” です。

 

この2つの建物だけは、以前来た時と同じでした。

 

 

 

 

観光案内所の中に道の駅スタンプと登録証が置いてありました。

登録証の横には、『モデル道の駅』 の選定証もあります。

 

観光案内所の窓口におられた女性に、「8年ぶりくらいに来たのですよ!」 と話しかけると、「それでは “あじわいの郷” の時代ですね!」 と言われました。

 

2015年1月に、“パソナグループ” が中心となって出資し、京都府内の農産、酪農、畜産の生産者、食品加工会社などと共に、『株式会社丹後王国』 が設立されました。

 

そして同年4月19日に “道の駅丹後王国「食のみやこ」” としてリニューアルオープンしたものです。

 

 

 

 

正面ゲートの前には、ご覧のような巨大な “松葉ガニ” が鎮座しています。

この蟹、近づいて見ると、空気で膨らんでいるようです。(^^♪

 

そういえば、京丹後地区は “間人蟹(たいざがに)” と呼ばれる幻のカニが有名ですね!

 

ゲートの横には施設内の案内図を描いたリーフレットが積んでありましたが、日本語はもとより、中国語が2種類、韓国語、英語、スペイン語、フランス語とあらゆる言語が揃っていました。

それだけ外国からの観光客も多いということでしょう。

 

 

 

 

ゲートの入口にはこんな像が・・・・・

そして裏側に回って見ると・・・・・

 

 

 

 

こちらは、樹の根っこで作ったベンチか?

 

前回来た時はここから中には入っていません。

有料だったことと、時間の余裕が全くなかったからです。

 

 

 

 

これが施設全体の案内図で、総面積は38haあり、まさに西日本最大級です。

案内図の、この付近を拡大したのが次の図です。

 

 

 

 

 

メインゲートをくぐって敷地内に入ると、道路の真ん中に、なにやら通路のようなものが作られています。

これが実は “イルミネーション” です。

 

敷地内全長1kmにわたって、約100万球のLEDを使い、北近畿で最大級といわれる常設のイルミネーションが輝きます。

ただ、残念なことにこの冬の度重なる大雪により、現在復旧作業が行われています。

 

さて、私たちはお腹が空いているので、まずは食事をすることにしました。

食事ができるのは10カ所ほどあるのですが、その多くが集まっている “間人広場(はじうどひろば)” に行ってみることにしました。

 

“間人” と書いて、幻のカニは 「たいざ」 と読みますが、この広場は 「はじうど」 なのですね!

 

 

 

 

 

 

間人広場のまわりに、たくさんのお店や食事処があります。

いくつか紹介しましょう。

 

 

 

これは “安寿ベーカリー” で、焼きたてパンがいただけます。

 

 

 

これが “トン’S キッチン” というお店で、ブランド豚 「京丹波高原豚」 のバーベキューレストランです。

 

 

 

これは “小町スコーラ” という、パンやアイスクリームなどの手作り体験のできる教室です。

 

 

 

この建物は “七姫殿” というレストランですが、丹後の食材とクラフトビールのアートレストランで、かなりの広さがあります。

 

そしてあれこれと迷ったあげく、私たちが入ったお店はこちらです。

 

 

 

 

“ステーキ 肉塊” という言葉に魅かれました。(笑)

“山と海 with 日本海牧場” という名前のレストランです。

 

 

 

 

ここは熟成肉のステーキや、丹後の海鮮を楽しめるレストランなのですが、私が注文したのがこれ!

 

 

 

 

 

「熟成肉のローストビーフ丼」 で、1200円でした。

 

 

 

 

そしてこちらは、嫁が注文した 「山と海特製ハンバーグ200g」 といい、これも1200円でした。

 

いや〜、旨かった!!

満足です。(^〜^)

 

 

さて、お腹を満たしたところで施設内を見て回ることにしましたが、長くなりそうなのでここまでを前編とし、あとは後編で紹介したいと思います。

 

 



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 近畿&山陰の旅:西日本最大級!“丹後王国「食のみやこ」”【後編】
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再訪問日:2018-03-24

前回に引き続き

道の駅丹後王国「食のみやこ」 の後編です。

 

 

 

 

 

施設のほぼ中央に位置する “間人(はしうど)広場” のレストランで食事を済ませ、お腹を満たしたところで園内を散策することにしました。

 

 

 

 

 

間人広場を裏側から出ると、すぐ目の前にあったのが、この “ホテル丹後王国” です。

 

この道の駅にはご覧のような立派なホテルがあり、客室は26室、レストランや宴会場、天然温泉の大浴場などを備えています。

 

私も当初はここに泊まって、夜はイルミネーションを楽しもうかと考えていたのですが、1週間前でしたので当然ながら空き室はありませんでした。

 

 

次にやってきたのは、“おもしろ自転車”  “ゴーカート” のコーナーです。

 

 

 

 

 

おもしろ自転車には19種類、30台のユニークな自転車があり、見ているだけで楽しくなります。

親子連れで楽しむ姿がほほえましく感じました。

 

 

さて、道を歩いていると、こんなものを発見!

 

 

 

 

これは 「乙姫」 様 のパネルです。

 

京都の北部に位置するここ丹後には、『丹後七姫伝説』 というのがあります。

丹後地方に関わりのある、七人の姫たちの伝説です。

 

 

 

この七人の姫たちがこの丹後王国のヒロインであり、前回紹介したお店の名前にも使われているし、ここの送迎バスにもペインティングされています。

 

 

 

 

そもそも、「丹後王国」 という名前の由来ですが、その昔、ここ京丹後には 『丹後王国』 という地域国家が存在したと伝えられています。

そして七姫も、それぞれの地域にゆかりがある女性たちです。

 

敷地内にあった全部の姫の写真を撮ってきたので、順番に紹介しましょう。

 

 

先ほどのが浦島伝説に出てくる 「乙姫」さま ですが、個人的にはauのコマーシャルに出てくる、菜々緒さんの怖〜い乙姫様のイメージが強くて・・・・・・(笑)

乙姫さまは、伊根町に伝説が残っているそうです。

 

 

 

 

これは “間人皇后(はしうどこうごう)” といって、聖徳太子の生母であり、丹後町の方だそうです。

 

 

 

 

三人目は “小野小町” です。

平安時代の絶世の美女で、大宮町にゆかりがあるそうです。

 

 

 

 

これは “静御前” です。

それにしてもこれらのお姫様、全部顔が同じような・・・・・・ (^_^)

 

源平合戦の悲劇のヒロインですが、丹後の網野町で生まれたそうです。

 

 

 

 

これは “羽衣天女” です。

峰山町に日本最古の羽衣伝説が伝わり、今でも天女を祭る神事が行われています。

 

 

 

 

これは “細川ガラシャ” です。

キリスト教信仰に身を捧げた、明智光秀の娘ですね。

 

弥栄町にゆかりがあります。

 

 

 

 

最後は山椒大夫の物語に登場する “安寿姫” です。

舞鶴市にゆかりの、悲劇のお姫様です。

 

さて、七姫を順番に見ながらやってきたのは、“動物ふれあい牧場” です。

 

 

 

 

 

 

ここでは、犬の散歩ならぬ、羊のお散歩が・・・・・!

ちゃんとふんを片付けるための箒とちり取りを持っておられます。(^〜^)

 

更に、こんな動物も!

 

 

 

 

 

ポニーの乗馬です。

そしてこんなものも!

 

 

 

 

 

ゾウガメでしょうか?

普通に、放し飼いにされている!Σ(・ω・ノ)ノ!

 

 

近くの “芝生広場” では、大勢の人たちが楽しそうに遊んでいます。

 

 

 

 

 

更に、こんなコーナーも!

 

 

 

 

全長48mの “芝滑り” で、右側の階段を上って繰り返し滑っています。

 

まだまだ紹介しきれない部分がたくさんありますが、“西日本最大級” の言葉に相応しい、子供も大人も十分に満足する、楽しい道の駅でした。

 

 

 

 




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