京都府 |
|
|||||||||||||||
|
|||||||||||||||
本日の11カ所目、最後に訪れるのは
3日目の最初は、6年前にも行ったことのある 道の駅舟屋の里伊根 へ向かいました。
“京都府伊根町” は、丹後半島のほぼ先端にあります。
宿泊したゴルフ場のホテルを朝8時に出発して20分程で山を下り、“舞鶴東IC” から高速に乗ります。 途中綾部JCTを経由して “与謝天橋立IC” を下りると、そこからは海沿いに国道178号を走ります。
出発から1時間半を経過して、道の駅舟屋の里伊根に到着しました。
この道の駅は2010年10月に一度来ているのですが、その時は閉店時間の約10分前に到着し、観光協会の事務所でスタンプを押しただけで、建物の内部をほとんど見ていないのです。 今回はそのリベンジでもあり、そして何よりも、この “舟屋の里” の景観をもう一度見てみたかったので計画に組み込みました。
道の駅は伊根湾を見下ろす小高い位置にありますが、ここからの眺めをまずはご覧いただきましょう。
伊根湾を取り囲んで、左右にぎっしり建物が並んでいるのがお分かりだと思います。 これを、望遠を使ってもう少し近くから見てみることにしましょう。
次は湾の反対側です。
独特の建物が立ち並んでいることがお分かりと思いますが、1階が船のガレージであり、2階が居室になっていて、この 「伊根舟屋」 は、伊根湾沿いに約230軒あります。 舟屋は江戸中期(1800年代)から作られましたが、当時は茅葺であり、現在の木造2階建てになったのは明治から昭和の初期にかけてだそうです。
これは道の駅の売店で貰った、舟屋の断面図です。 舟屋はすべて水際ぎりぎりに建っていますから、時にはアワビやサザエが舟屋に這い上がってきて、それが食卓に並ぶこともあるそうです。
2階が住居になっていますが、実際には道路を挟んだ山側に “母屋” があり、日常はそこで生活をして舟屋は仕事場として使うのが普通のようです。
伊根の舟屋が有名になったのは、「釣りバカ日誌」 「男はつらいよ」 「ええにょぼ」 などのロケ地になったからです。
この地区は 「重要伝統的建造物群保存地区」 に指定されており、「日本で一番美しい村連合」 にも加盟しています。 舟屋を宿泊施設に改造した民宿もたくさんあり、海上タクシーを使った海からの舟屋巡りもできて、すっかり観光の町として整備されつつあります。
さて、道の駅の紹介に戻りましょう。
左手が “舟屋棟” で、右手が “母屋棟” です。 舟屋と母屋があるのは、実際の集落と同じですね。
舟屋の入り口のところに “伊根町観光協会” の事務所があり、そこに道の駅スタンプや観光パンフレットがあります。 そしてその先には “プラザ” とよぶ休憩所があります。
ここには2カ所の食事処があり、その一つがこの “活魚料理 油屋” です。 ここは奥伊根温泉にある旅館 「油屋」 さんの出店だそうです。
11:30からですので、まだ開いていません。
もう一つが2階にある “レストラン舟屋” です。 2階ですから、眺望は抜群だろうと思います。
2つも食事処があるなんて、前回来たときは気が付きませんでした。
ソフトクリームなど、テイクアウトのお店もありました。
次は母屋のほうですが、こちらは “土産物売り場” です。 前回来たときは閉店していましたから、ここに入るのも初めてです。
海産物を中心とした土産物が多かったようです。 日曜日ともあって、結構次々にお客さんが入ってきて賑わっていました。
外にはこんなでっかいスクリューのモニュメントがあります。
こちらは道の駅の背後にある公園で、このモニュメントは “ブリとタイ” を表しています。 大漁を願って作られたのかもしれません。
ここにはレンタサイクルもありますから、時間があればゆっくり舟屋巡りをしたかった気がします。
|
|||||||||||||||
|