福井県
地域 近畿
都道府県 福井県
道の駅名称  越前
  (えちぜん)
住所  福井県丹生郡越前町厨71丁目335-1
No.  福井12
■初めての訪問日 2016-07-23

次は日本海の海岸線に出て

道の駅越前 にやってきました。

 

 

“福井県丹生郡越前町” はご覧の位置にあります。

鯖江市内の道の駅西山公園からは、40分弱で到着しました。

 

越前といえばまず “越前ガニ” が有名ですが、なにより福井県、石川県にかけての日本海に面した海岸線は、その荒々しさ、美しさから “越前加賀海岸国定公園” に指定されています。

 

道の駅はその観光ルートを代表する場所にあり、越前町だけでもそれぞれ特徴ある海水浴場が11カ所もあります。

更に、この道の駅へ到着するまでの間も、たくさんの旅館、民宿、食事処が立ち並んでいました。

 

 

この道の駅の標識、なんだか変だと思われませんか?

 

ここは国道305号沿いにありますが、その国道を挟んで両側に道の駅の施設があります。

ですから、矢印が両方についていますね!

 

 

これが、海岸線側にある建物です。

そして次は国道を挟んだ山側にある施設です。

 

 

手前にあるドーム型の建物は、“越前がにミュージアム” といいます。

 

 

正面から見ると、何となく越前がにの甲羅に似ていませんか?(笑)

こちらはあとで紹介するとして、先ほどの海側の建物、大きすぎてよく分からないと思うので、パンフレットから写真をお借りします。

 

 
建物の裏手は日本海です。

随分大きいのがお分かりと思いますが、まずこちらの建物の中に入ってみましょう。 

 

玄関前の屋根のあるアプローチは、“にぎわい広場” といいます。

昼間なのでこの写真ではわからないと思いますが、天井部分には、日本海の生き物が10万球のイルミネーションで飾りつけられています。

 

 

入り口を入ると、フロア中央に円筒形の水槽があり、左手に情報コーナーがありました。

そして右手にレストラン、奥が温泉です。

 

 
正面左手には “越前ブランドコーナー” があり、日本海の海産物を始めとする特産品が並んでいます。

 

道の駅のパンフレットからお借りした配置図がこれです。

 

私が今いるのは数字のAのところで、奥のBが雄大な日本海を眺めながら温泉を楽しめる “露天風呂「漁火」” です。

数字のDは 「アクティブハウス越前」 と書いてありますが、これは “温水プール” のことです。

 

 

これがその温水プールですが、スライダーから流水プール、25mプールなどがあります。

ここに書いてませんが、これは2階ともつながっていて、深さ3mのシンクロプールまであるのです。

 

そして温水プールと反対側の数字Eのところは本格的な体育館です。

最上階の3階には、“展望レストラン” もあります。

 

私たちは1階で軽い食事をとり、次は国道を渡って山側の施設を見に行きました。

 

 

道路を渡った山側には、先ほどの越前がにミュージアムの他に、この建物があります。

こちらは越前の水産物を扱っており、新鮮な魚介類やひものを主に販売しています。

 

店舗の前の広場では、魚を並べてその “ひもの” を作っています。

 

 

台の上や地面にたくさん魚が干してありますね。

 

こちらの建物の2階は、バイキングのレストランになっていました。

しばらく店内を見て回ったあと、“越前かにミュージアム” を覗いてみました。

 

 

正面入り口にはでっかい越前がにがいました。

比較するものがないので大きさが分かり難いと思いますが、横幅数メートルはあります。

 

ここは有料だし、ゆっくり見て回る時間の余裕もないので中には入っていませんが、パンフレットによると次のようになっています。

 

 

3階から、2階、1階と下りてゆき、次第に深海に潜ってゆくイメージになっているようです。

越前の海は、表層を対馬海流が流れ、深層には日本海固有水があるので暖流系、寒流系の両方の魚が棲み、豊かな恵みを与えてくれるのです。

 

道の駅越前はここだけでも家族でゆっくり遊べるし、周辺観光の拠点としても立地、施設とも恵まれた道の駅だと思います。


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