福井県
地域 近畿
都道府県 福井県
道の駅名称  九頭竜
  (くずりゅう)
住所  福井県大野市朝日26-30-1
No.  福井02
■初めての訪問日 2011-04-27  2回目:2018-7-21
■地図リンク 地図を表示します

いよいよ4日目、最終日になりました。

近畿の残りも5か所となりましたが、本日最初に向かうのは
道の駅九頭竜(くずりゅう) です。




ここ “福井県大野市” は、戦国時代に築かれた “越前大野城” と、その城下に広がる風情豊かなまちなみが、「北陸の小京都」 と呼ばれる歴史と文化の町です。


道の駅のある九頭竜(くずりゅう)は、その大野市の中心部からは車で40分ほど西の、岐阜県との境に近い、山々に囲まれた大自然そのままの地にあります。





目的地に近づくに従って山々は真っ白になり、道路脇にも残雪がうず高く積み上げられていました。








そしてこのような “スノーシェルター”  “スノーシェッド” をいくつもくぐりながら、福井市内のホテルから1時間20分かかって到着しました。








ここは、山々に抱かれた大自然そのままの場所にあります。





“九頭竜湖” は、九頭竜ダムによって九頭竜川をせき止めて作った人造湖ですが、四季折々の景観を求めて多くの観光客が集まるレジャースポットであり、付近の山々への登山基地でもあります。





道の駅はこの “JR九頭竜湖駅” と一体化しており、右側にあるのが “生産物販売所・食堂” などの入った建物・・・・・・・。





そして、JR駅の左側には “ふれあい会館” があります。







そして、この道の駅の最大の特徴はこちらです・・・・・・・。











この、巨大な恐竜の親子なのです。








ご覧の通り、全長が12m、重さは親恐竜だけで4トンもあります。
最初の、この道の駅の看板の中にも “恐竜街道” という文字がありましたが、この地で “テラノザウルス” の化石が見つかったからなのですね。


説明にもあるように、冬場は積雪から損傷を防ぐために倉庫に格納されています。





今回も4月20日に戻ってきたばかりであり、ちょうどタイミングが良かったと言えます。
そして、付近をうろうろしていると、突然 “ガオ〜” という唸り声が響き渡りました。


この恐竜、15分おきに動き出すのです。








唸り声とともに、首や前足、尻尾を実にリアルに動かします。
子供の恐竜も甲高い声で吠えます。
まるでジュラシックパークの世界に迷い混んだ錯覚を覚えるほど、その動きは迫力があります。








道の駅スタンプは、この “ふれあい会館” の中にありました。
ここでは、こんな ・・・・・・





恐竜のたまごが売っていました。(笑)








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 北陸&岐阜の旅:テラノザウルスが吠える!“九頭竜”
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再訪問日:2018-08-21

今回の旅の帰途、小松空港へ向かう途中で

道の駅九頭竜(くずりゅう) に立ち寄りました。

 

 

 

 

 

前回訪問した “道の駅清流の里しろとり” からまっすぐ西に向かうとまもなく福井県に入ります。

帰りの空港も来た時と同じ小松空港ですから、福井県を横断したあと北上して石川県に向かいます。

 

“道の駅九頭竜” はその途中、白鳥からは30分ほどの距離にあるのです。

 

 

 

 

その付近の拡大地図ですが、福井県に入るとまもなく、“九頭竜湖” “九頭竜ダム” があります。

 

国道158号はその九頭竜湖に沿って走っており、時折視界が開けて雄大な湖面が広がります。

九頭竜湖周辺にはキャンプ地が多く、テントサイト、コテージ、ログハウス、オートキャンプ場などのアウトドア施設が整備されています。

 

 

 

 

九頭竜湖が途切れた付近に、道の駅九頭竜はあります。

ここには前回2011年4月に来ていますが、是非もう一度立ち寄りたかったのです。

 

 

 

 

正面に大きな看板がありますが、ここに書かれている様に、国道158号のこの付近は、『恐竜街道』 と呼ばれています。

福井県は日本で最も多くの恐竜の化石が見つかった地域なのです。

 

福井の恐竜時代は今から約1億2000万年前になりますが、特に5体の新種の恐竜化石が発見されており、それらには例えば 「フクイザウルス」 「フクイラプトル」 「フクイベナートル」 といったように名前の頭に “フクイ” が冠されています。

 

ここからもう少し行った勝山市に “福井県立恐竜博物館” があります。

そこには40体以上の恐竜骨格が展示されていますが、例えばその中の 「カマラザウルス」 は、全身骨格の9割以上が実物の骨の化石なのだそうです。

 

 

 

 

この写真は “JR越美北線” の終着駅である “九頭竜湖駅” です。

道の駅はこのJR駅と一体化しているのです。

 

“JR越美北線” というのは元々福井駅から岐阜県の美濃太田駅を結ぶ “JR越美線” の一部として1972年に開業したのですが、その後の工事が中止されたのでここが終着駅になりました。

 

“九頭竜湖駅” は、行ってみたい終着駅として全国に知られており、多くの鉄道ファンが訪れます。

 

 

 

 

 

全体の配置図がパンフレットにも載っていなかったので、HPから画像をお借りしました。

 

ご覧のように、先ほど紹介した “JR九頭竜湖駅” それに “ふれあい会館” “直売所” “食事処” などから構成されています。

 

 

 

 

食事処、直売所の建物の前には広場があり、ここには天幕が張ってあって、そこのテーブル、椅子に座って皆さん休憩や食事をされています。

 

 

 

 

 

 

天幕の向こう側に何やら見えましたね!

そうです、この広場には “テラノザウルス” の親子がいるのです。

 

 

 

 

 

全長が12m、重量は親恐竜だけで4トンにもなる巨大なものです。

この親子、15分ごとに動き出し、“ガオ〜” と唸り声をあげます。

 

 

 

 

 

 

 

動画でお見せできないのが残念ですが、動きがリアルで、なかなかの迫力があります。

ところで、恐竜って前足がとっても小さいですね!

 

それは 「二本足で立つ」 というのが恐竜の特徴だそうで、そういう意味では、“鳥” が恐竜の子孫にあたるのだそうです。

そういえば、恐竜も卵から生まれるし、ジュラシックパークの映画でも、恐竜はみんな二本足で走り回っていますね!

 

 

 

 

 

親の恐竜は迫力ある低い声で吠えますが、子供の恐竜は甲高い声を出します。

 

ちなみにこの恐竜の親子、冬場は積雪から損傷を防ぐために倉庫に格納されます。

この付近、冬場は2m近い積雪だそうですから、やむを得ませんね。

 

 

最後に “ふれあい会館” を紹介しておきましょう。

 

 

 

 

 

ここが道の駅の本体ともいえる建物で、登録証や道の駅スタンプ、そして観光案内所もあります。

 

 

 

 

 

土産物などもここにありますが、ご覧のようにやっぱり恐竜グッツがたくさんです。

休憩コーナーのほかに、コンサートホールや会議室なども備わっており、地域住民の交流の場としても活用されています。

 

さて、ここからはまっすぐ空港のある石川県に向かいます。

1時間45分ほどを走って小松空港に近い “道の駅こまつ木場潟” に立ち寄り、ここで昼食と時間調整を行い、15時55分に小松空港を離陸、無事に福岡への帰途につきました。

 

 

1泊2日の短い旅は今回が最終回です。

 

次の旅は、9月下旬に北海道を予定しています。

それまでは、“絶景道の駅全国50選” の続きを再開したいと思います。

 

 

 

 

2日目に走ったルート(google map による自動記録)

 




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