道の駅ひろたへの片道30kmを往復して松山へ戻ると、そこから高速に乗って一気に
道の駅今治湯の浦温泉 まで走りました。
ここは松山自動車道から分岐した “今治小松道路” の終点で、更にもう少し北上すると、初日に通った “しまなみ海道”に通じてます。
ここ今治市は、「関ヶ原の戦い」で戦功をあげて入城した藤堂高虎が 「今より治める」 という意味で地名を改めたことに由来します。
現在では日本でも有数の造船、タオルなどの繊維、電機、食品などの企業が立地する産業都市として躍進しています。
道の駅は、横に3つの木造建築が並んでいます。
一番手前はトイレですが、真中が物産館、情報コーナーで・・・
一番端はレストランになります。
レストランと物産館は中で繋がっていますね。
これは情報コーナー兼休憩所です。
真中の円柱には “来島海峡大橋” が描かれています。
そして、ここの名称は “湯の浦温泉” ですが、物産館とトイレの建物の間にこんなものがありました。
このモニュメントは “温泉の湯けむり” をイメージしています。
そして実は、これを見ている時に突然岩の割れ目から大量の湯気が噴き出しました。
残念ながら写真が間に合わずに湯気は消えてしまったのですが、おそらく定期的に湯けむりが噴き出すような仕組みになっているのだろうと思います。
この付近が古代からの温泉保養地と伝えられている場所ですが、その後地殻の変動などにより自噴していた温泉水が途絶えておりました。
それを昭和51年に今治市が源泉の発掘に成功し、1000年余りの年月を経て、湯の浦温泉として復活したのだそうです。
そしてこの道の駅自体に温泉がある訳ではなく、約300m離れた丘陵地に “国民保養温泉地湯の浦温泉” があります。
最後に、ここで見かけたもの ・・・・・
この自転車、何を積んでいるのかと思ったら、お遍路さんの道具一式が荷台に乗っています。
自転車で八十八か所を巡っているのでしょうね。
四国ならではの光景です。
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