山口県
地域 中国
都道府県 山口県
道の駅名称  仁保の郷(にほのさと)
住所  山口市仁保中郷1034 
電話番号  083−929−0480
No.  山13
MAPコード  
■初めての訪問日 2014-2-1
■地図リンク 地図を表示します

まず最初に訪問したのは
道の駅仁保の郷(にほのさと) で、約5年ぶりになります。





九州から関門橋を渡って本州に入り、中国自動車道 “山口IC” を下りて30分弱の距離です。
山口県に入ると、がらっと変わる風景があります。





以前にも紹介したことがありますが、まず最初にガードレールが黄色になることです。

山口県が管理している国道と県道のガードレールがほぼすべて “黄色” なのですが、これは昭和38年に山口で開催された国民体育大会がきっかけです。
元々は景観整備の一環として、山口の特産である “夏みかん” の黄色に統一したのですが、よく目立つ色なので交通安全にも一役かっているようです。

もう一点の特徴は、上の写真にも写っているように民家の屋根が “赤色” になることです。





これは山口県に限らず山陰特有のものですが、集落全部が赤い屋根、というのも珍しくありません。
これは、“石州瓦(せきしゅうがわら)” を使っている為です。

石州瓦は島根県の石見地方で生産されている粘土瓦で、焼成温度が1200℃以上と高いため凍害に強く、日本海側の豪雪地帯でシェアが高いのです。
出雲地方で産出される含鉄土石 「来待石」 を釉薬に使用することによって、赤褐色の色になるのだそうです。







“仁保” は山口市の北東部に位置する人口が3500人程の農村地帯です。
鎌倉初期に関東から 「平子重経」 が地頭として赴任以来800年の歴史があり、多くの神社仏閣や遺跡があります。
山口が “西の京” といわれるのに対し、仁保は “西の奈良” と呼ばれています。

また、日本最大の国際通信施設である “山口衛星通信センター” には最大直径34mという巨大なパラボラアンテナが林立し、「近代的いなか社会」 を目指す、ひとつのシンボルとなっています。
平成13年には、“豊かなむらづくり日本一” として全国表彰されました。





駐車場のまん中にあるこれは、トイレの建物です。







手前に見えるテントの奥は、“仁保いろどり市” といって、産直品の販売コーナーです。





この道の駅の最大の特徴は、建物の前の広いデッキだと思います。





駐車場から一段上がったこの “多目的デッキ” では様々なイベントが行われます。
このデッキは、“再生木” を使っているのだそうです。





ちょっとこれだけでは分かりづらいので、HPから配置図をお借りします。





多目的デッキの広さがお分かりではないかを思います。







全面ガラス張りの洒落た建物です。











地元特産品や限定品が並び、商品の品揃えも良くて、とっても賑わっている道の駅でした。






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