十勝
地域 北海道
地域 十勝
道の駅名称  なかさつない
住所  河西郡中札内村大通南7丁目
No.  北海道36
■初めての訪問日 2008-10-21 & 2014-10-24
■地図リンク 地図を表示します

3日目の最後の目的地となる
道の駅なかさつない にやってきました。











ここは更別の道の駅から16km、約20分の距離です。

“中札内村” も更別と同じく明治38年に入植者が入って開拓が始まりました。
日高山脈のすそ野に位置する農村地帯で、耕作地はまっすぐ一直線に並ぶ防風林に囲まれ、十勝らしい美しい風景が広がります。

夏場の平均気温が20度、冬場はマイナス10度と寒暖の差は激しいのですが、北海道の中ではドライゾーンに位置し、雪は比較的少なく、“十勝晴れ” といわれるからりとした晴天が続きます。









この中札内村では、町の至る所で花壇や庭に花が咲き誇ります。

これは、数件の農家の花壇つくりから始まって、公園、公共施設、民家と村全体に広がったそうで、毎年7月には “中札内花フェスタ” が開催され、多くの観光客が訪れます。

花といえばもうひとつ有名なのが、“花畑牧場” ですね。
タレントの “田中義剛” さんが経営する花畑牧場は “生キャラメル” の大ヒットで全国的に有名になりましたが、道の駅から8kmほど離れた、同じ中札内村内にあります。







道の駅はご覧のようにかなり広い敷地で、全体を “アグリパーク” といいます。
建物部分だけをアップしましたが、中央にある “カントリープラザ” が道の駅のメインの建物です。





駐車場の左手、配置図では “屋外物産” となっているのが、“物産販売所 花水山”です。





この “花水山(かすいざん)” には、農作物などの販売所の他、アイスクリームの “十勝野フロマージュ道の駅店” や、カレーを中心とした食事処の “千サルバトーレ12” などのお店が入っています。

そしてカントリープラザの右側、“多目的小屋” というのはこちらです。





“小屋” というけど、ちゃんとしたお店ですね!
では、メインのカントリープラザに入ってみます。







カントリープラザの中はご覧のような配置です。











写真はインフォメーションと売店の “てんとうむし” ですが、ほかにレストラン “ウェザーコックカフェ” や展示室、調理実習室などがあります。


さて、メインの建物を出て奥へ進むと他にも施設があります。







これは、“ビーンズ邸” といいます。
ビーンズは豆ですから、中札内の特産の一つである “豆” に関する資料館です。





この案内板にある “豆畑拓男” というのは架空の人物ですが、その自宅兼研究所という設定で中は作られています。

この建物は、昭和22年に開設された “旧馬鈴薯原 原種農場” の事務所棟を移築したものだそうです。





ビーンズ邸の隣にあるこの建物は “開拓記念館” で、大正末期に建てられ、昭和63年まで実際に使用されていた旧開拓農家の建物です。

現在は中に、“蕎麦 花はな” がはいっています。







そして周辺には、ご覧のようなとってもきれいな庭が広がっていました。

これで本日の道の駅は回り終えました。
十勝に入ってからの地図を、広域地図でもう一度見てみたいと思います。





この道の駅からは、有名な “幸福駅” もすぐ近くです。
そして、十勝の中心都市 “帯広” まではここから28kmです。


当初の計画では、この日は帯広に泊まり、明日十勝の北部を回って最終日は “トマム” に宿泊する予定でした。

ですが、私が泊まりたかった帯広市内のホテルがこの日は満室だったため、予定を変更し、3日目がトマム、4日目に帯広市内に宿泊することにしてコースもそれに合わせて練り直したのです。

ですから、これから高速を使って87km、1時間20分ほどを走って “星野リゾート トマム” に向かいます。
そのホテルのことは、次回詳しく紹介したいと思います。






---------------------------------------------------------------------------------

今日は道の駅ではないのですが、3日目の夜に宿泊した
星野リゾート トマム を少しだけ紹介しておきます。





“星野リゾートトマム” の位置は、道東自動車道の帯広から千歳方面に3つ目の、“トマムIC” を下りるとすぐのところです。

この日の最後の道の駅が中札内でしたから、道の駅からすぐ近くの “中札内IC” から “帯広・広尾自動車道” に乗り、“帯広ジャンクション” で道東自動車道に進みました。

全行程87kmのうち78kmを高速で走って、1時間20分で到着することができました。





これが私が宿泊した “トマム・ザ・タワー” です。
そして、ここ “星野リゾート トマム” の全体はこのようになります。





ここはリゾートブームさなかの時代に、“アルファリゾート・トマム” としてオープンしました。
ところがバブル崩壊で経営が苦しくなり、その後 “星野リゾート” が再建したものです。

私はアルファトマムの時代に、2回ほど冬場来たことがありますが、ザ・タワーに宿泊するのは初めてです。


この日はハロウィンの時期とあって、受付を始めとするホテルの従業員さんは全員マントなどを着て仮装していました。
そして受付では、リゾート内で必要な館内案内図、食事のできる場所の案内、各種アクティビティの案内など10枚近い資料をクリアファイルにセットにして渡されました。





タワーは36階建てです。
ですから、エレベーターのボタンはご覧の通りです。(^∇^)

私は確か30階前後だったと思います。
泊まった部屋は次のとおりです。







部屋は横に広いタイプで、ドアから入って左側がリビング、右側が寝室になっていてベッドは3つありました。

私たちは普段、宿泊代にはお金をかけず、ビジネスホテルがほとんどです。
今回は航空機、ホテル、レンタカーがセットになったANAのツアーを使ったため、ほかに選択肢がなくこの豪華な部屋になったのです。





この写真、携帯で撮ったのであんまり鮮明ではありませんが、リゾート内にはこのような連絡通路が張り巡らされていて、外に出ずに他の建物に移動できます。

夕食はいくつもの会場がありますが、私たちは “フォレスタ・モール” というところにある居酒屋に行きました。







この “フォレスタ・モール” にはいくつもの小さいお店が入っていて、楽しい場所です。









これは翌日の朝に撮った写真ですが、タワーは2棟あるので、目の前にもう一つが見えます。
そして真下には、ゴルフ場があります。


最後にもうひとつだけ紹介したいのが、このリゾートの目玉、“雲上テラス” です。



(パンフレットより借用)

冬場だとスキー場になる “トマムマウンテン” (標高1239m)の頂上にゴンドラで上って雲海を望むイベントです。

朝4時45分から受付で、大人が1900円です。
起きる自信がなかったので断念しましたが、何日かここに泊まるなら、ぜひ参加してみたいものです。


では、次回からは4日目の道の駅巡りに出発します。



十勝